2024年1月18日(木)
日本共産党第29回大会 来賓あいさつ
立憲主義回復目指す
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表 高田健さん
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日本共産党のみなさんは1世紀以上の歴史にわたって戦争に反対し、人権と民主主義のためにたたかい、不屈に献身的にたたかってこられました。そのたたかいは、多くの心ある人々の支持を得ています。
私たち総がかり行動実行委員会は2014年の安倍晋三政権による集団的自衛権行使の合憲化をめざす閣議決定に当たって、米国とともに戦争する国づくりに反対するという歴史的な課題を前にして、従来の反戦平和運動内の分岐を乗り越えた共同の機関として誕生しました。
市民連合は、立憲主義の回復と安保法制の廃止を目指して立憲野党と連携しながら、5回の国政選挙をたたかってきました。一部の反動的な勢力は必死になって共闘を敵視し、運動に分断と亀裂を持ち込もうとしました。困難な局面も生まれましたが、今私たちはそれを克服し、共闘を再建しつつあります。
そして今、私たちは憲法改悪を企て、権力を私物化する自民党の金権腐敗の市民を愚弄(ぐろう)する汚れきった政治を見せつけられています。今年は総選挙の年だと言われています。自公政権交代を目指して、立憲主義を回復しなければならないと思います。全力を挙げてたたかいます。