2024年1月18日(木)
第29回党大会における中央委員会の選出基準と構成について
一 中央委員会の選出基準について
(1) 党規約第13条にもとづき、党歴2年以上を必要とする。
(2) 品性、能力、経歴を客観的、総合的に評価して選考する。
二 中央委員会の構成について
第29回党大会決定の実行に責任をおうために、つぎのような構成にする。
(1) 中央委員会の選出基準にかない、綱領と第29回党大会決定を全党に徹底し、実践する気概と責任をもつ同志たちによって構成する。構成にあたっては、中央役員とその部署は、党規約に定められた任務の分担であって、身分的な序列ではないという党の一貫した立場を堅持する。
(2) 激動的内外情勢のもとで、中央委員会の革命的伝統と理論・政治的水準を継承・発展させ、正確で機敏な指導性を発揮できる安定した指導体制を確立する。そのために、わが党の一貫した幹部政策である、知恵と経験豊かな試されずみの幹部と、若い将来性のある幹部との適切な結合を重視する。
その立場から、中央・地方党機関の現状を直視し、一定の年齢に達している同志であっても、中央委員会、都道府県委員会ではたしている役割、蓄積された経験と知恵を生かすため、健康、家庭などの条件が許す場合、ひきつづき中央役員に推薦する。退任を申し出ている同志でも慰留する。同時に、中央、地方の各分野で力を発揮している新しい幹部、若い幹部の抜てきにも努力する。中央委員についてもこだわりなく交代をはかる。
(3) 女性幹部を中央役員に積極的に登用し、中央委員会での女性の比率をさらに高める。
(4) 国会議員団および地方議員団の果たす役割と任務は、いっそう重要性を増しており、国会議員、地方議員を中央委員会の構成にひきつづき加える。
(5) 准中央委員は、第25回党大会以来確認してきた「中央委員の候補期間として活動実績を評価し、次期党大会で自動的に中央委員に推薦することはせず、こだわりなく交代をはかる」立場を継承する。
(6) ひきつづき全都道府県委員会に中央役員を配置する。
(7) 中央役員の推薦にあたっては、能力とともに、市民道徳と社会的道義をまもり、あらゆるハラスメントを根絶する立場から、品性について重視する。
(8) 以上の諸点を重視して、中央委員会の構成にあたる。その際、党中央の財政状況も考慮し、中央役員の総数を適切なものにする。
(9) 健康、家庭などの諸事情で、中央役員を退任する同志も、それぞれの条件を生かし、適切な任務につき、積極的な役割を果たしてもらえるようにする。