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2024年1月18日(木)

29回党大会

国民的大運動へ決意みなぎる

前進・飛躍へ 討論終わる

 「自民党政治を終わらせる国民的大運動の発展を」「党建設の歴史と教訓の深い解明に基づき必ず前進、飛躍を」―日本共産党29回大会3日目の17日、大会議案の討論が終結しました。発言者は3日間で35都道府県から60人となり、女性の比率は45・0%でした。歴史的反転攻勢に向け、たたかいと党勢拡大へ真剣さと決意がみなぎりました。


写真

(写真)青年代議員の発言に拍手する大会代議員=17日、静岡県熱海市

 17日の討論では、大会決議案について23人が発言しました。自民党政治を終わらせ、希望ある新しい日本をつくる熱意に満ちあふれました。3人の来賓があいさつしました。

 討論では、自民党政治を終わらせる国民的大運動を進める実践が語られました。鹿児島県の山口広延書記長は、馬毛島基地建設反対運動を通じて、「頼りになる共産党」という絶大な信頼が党派を超え広がっていることを強調。埼玉県の柴岡祐真書記長は、自民党県議団が虐待禁止を名目にした条例案を提出するなか、論戦と宣伝で世論をつくり撤回させたことを報告しました。

 辰巳孝太郎衆院近畿ブロック比例予定候補・元参院議員は、「維新政治」をどう見るかに関わって大阪・関西万博の破綻を次々に告発。維新の会の改革は“幻想だ”として、「自民党政治を変えることができる真の改革政党が日本共産党だと知ってもらおう」と訴えると、大きな拍手が沸き起こりました。

 党員拡大を根幹に据えた党勢拡大では、各地の粘り強い努力や独自の取り組みが報告されました。長野県の鮎沢聡県委員長は、信州でも党員拡大の日常化の足がかりが始まり、「やればやるほど面白い」との実感がベテラン党員の中でも確信となっていると強調。兵庫県尼崎地区の力重智之委員長は、「日本共産党員大募集」と記した集いのビラを作成するなど、党員拡大を正面から訴える取り組みの発展をいきいきと紹介しました。

 誰もが幸せに生きられる社会を求める発言も相次ぎました。長崎県民青グループの吉村ゆうさんは、トランスジェンダーの当事者として活動する中での経験を語り、「人権を守ること、ジェンダー平等の路線こそ大本流だ」と発言。ゲイの当事者であることを公表し、大阪市議選をたたかった湊隆介さんは、自身の周りの党員のLGBTに対する前向きな認識の変化を紹介しながら、「『人は変われる』『変わることを諦めない』」と確信を語り、全国のLGBT当事者の同志に連帯を表明しました。

来賓3氏があいさつ

 大会3日目の17日、来賓3氏があいさつしました。

 あいさつしたのは戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の高田健共同代表、新日本婦人の会の米山淳子会長、全日本民主医療機関連合会の増田剛会長。

きょう党大会最終日

午前10時から党内通信・ネット生中継

 日本共産党第29回大会最終日の18日、結語をはじめとした議事を午前10時から党内通信とインターネットで生中継をします。手話通訳があります。

 党内通信は、都道府県委員会と地区委員会で視聴できます。

 インターネット中継は、日本共産党ホームページで視聴できます。


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