2024年1月17日(水)
日本共産党第29回大会
若手議員 エール交換
東京・足立区議・西の原ゆまさん(31) 津市議・中野裕子さん(28) 大阪・藤井寺市議・長尾匡浩さん(29)
多くの学び 支部の仲間と頑張りたい
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静岡県熱海市の伊豆学習会館で開かれている日本共産党第29回大会には、若い世代の地方議員も参加しています。2日目の16日、初めて党大会に参加した中野裕子さん(28)=津市議=、西の原ゆまさん(31)=東京都足立区議=、長尾匡浩(まさひろ)さん(29)=大阪府藤井寺市議=のフレッシュな3人が語り合いました。
カジュアルな服装で元気よく集まった3人。4年前の党大会後に入党した中野さんは、今回の党大会の様子を見て「熱い思いで101年の歴史がある党を支えてきた党員が会場に集っている。社会を変えようと地域で頑張っている人たちの発言を聞いて、自分も心が熱くなった」と楽しそうに話しました。共産党の政策への注目と期待を広げるためにも「党員の世代的継承が必要で、組織と活動をアップデート(更新)していきたい」と強調します。
西の原さんは「1961年の第8回大会に参加した経験がある党員から『自分の成長につながる素晴らしい経験ができる。帰ってきたら報告してね』と励まされた」と振り返ります。崩壊寸前だった支部を再建して活発な活動をしている代議員の発言を聞いて「学びになることがたくさんあった」と実感を込めて語りました。
党歴1年の長尾さんは、地元の党員から「若いし頑張ってきて」と背中を押されて党大会に参加。大阪では公共施設の廃止や万博を推進する維新府政とのたたかいが大きな課題だとして「自分が当選した市議選で党議員の世代交代ができた。若い力で支部の活動も頑張っていきたい」と力を込めました。
党大会に参加した経験を踏まえて「地域の人が『自分もやってみたい』と思えるような楽しく元気が出る活動を実践していきたい」と意気込んだ中野さん。西の原さんは「(代議員の発言から)党勢拡大の目標への執念に希望を感じた。私も支部の仲間と同じ思いで目標の達成を目指して頑張ろうと思った」と述べました。長尾さんは「巨額の税金を投入する万博を中止させる。まずは支部と共同して党勢の回復に取り組みたい」と決意を新たにしました。