青年模索　うねり巨大

日本民主青年同盟委員長　西川龍平さん

（写真）西川龍平さん

　この間の民青同盟の歴史的ともいえる前進は、情勢の変化、全国の同盟員の奮闘、そして日本共産党のみなさんのあたたかい援助によってつくられたものです。心からの感謝を申し上げます。

　青年・学生の実態は深刻です。物価が高騰しているのに最低賃金が１５００円にもいかず、どのように暮らせというのか。学生は学費のためにアルバイトに追われ奨学金の返済ができるか不安にさいなまれています。よほどいいところに就職するか起業しないと豊かになれないことが見えている。そういう学生がたくさんいます。「失われた３０年」のなかで、青年の希望も奪われたのではないでしょうか。

　私たちが青年と対話して気づくのは、この国の衰退はどうにもならないと思い込まされつつも「なんとかできるものなら、なんとかしたい」と願っているということです。私たちはこれを「巨大な政治的模索」と呼んでいます。青年の巨大な政治的模索は、自民党政治を終わらせる巨大なうねりに変化していくのです。

　新しい政治を担う中心は、国民・青年を裏切らなかった日本共産党でなければなりません。一日も早く政権与党となり、党が私たちと力を合わせることを熱望し、そのために私たちも力を尽くす決意です。