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2024年1月17日(水)

日本共産党第29回大会 来賓あいさつ

たたかってこそ前進

全国労働組合総連合議長 小畑雅子さん

写真

(写真)小畑雅子さん

 日本共産党の皆さまに敬意と連帯を表明いたします。

 全労連の24春闘が始まります。自公政権の11年、岸田政権の2年で、実質賃金が下がる一方、大企業の内部留保は、コロナや物価高騰、資材価格高騰にもかかわらず527兆円にのぼっています。1人当たりのGDPはG7(主要7カ国)で最下位となり、OECD加盟国で38カ国中21位に落ち込みました。労働者を低賃金の状況に置き、円安が招いた、アベノミクスの新自由主義の結果です。

 それを変えるため、春闘でたたかいます。すなわち声を上げることで変えていける、自己責任でなく私たち一人ひとりの尊厳を取り戻す、職場が変われば、社会も変わることを実感することです。

 日本共産党の100年の不屈のたたかいから全労連も学んでいます。全労連も35周年となります。日本の労働運動の歴史では、労働運動が前進すると政権と財界の締め付けが強まり、労働者との綱引きが行われ、労働者側はたたかいと前進を繰り返してきました。

 2021年の総選挙でも市民と野党の共闘や日本共産党への分断や攻撃が行われました。排除ではなく要求実現を。いのち、くらし、平和を守る共闘を進めてまいりましょう。


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