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2024年1月17日(水)

日本共産党第29回大会 来賓あいさつ

手を携え希望届ける

安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合呼びかけ人 中野晃一さん

写真

(写真)中野晃一さん

 この間、コロナ禍だけでなく、政治的な揺り戻しが大きく、市民と野党の共闘も苦境を迎えていましたが、この間、日本共産党の皆さんのご尽力にもより、スタート地点が見えてきました。

 私たちが選挙を通じ、議会を通じて政治を変えていくことが何よりも重要です。自民党による政治腐敗は繰り返されてきましたが、リクルート事件後、実際には成果が上がっていない政治改革、小選挙区制度の導入で経済、政策、政治制度までがトップダウンの民意から乖離(かいり)した勝者総取りとなっています。

 私たち市民が日本共産党をはじめとした立憲野党の皆さんと力を合わせ、ゆがんだ選挙制度であっても勝ち抜き、政党政治にバランスを回復し、政権交代につなげていかなければいけないと思います。

 重要なことは「個人の解放」と「社会の変革」を両立させることです。多くの若い人たちは「社会を変えたい」と思っているけれども、自己を実現したい、個人として解放されたいと思っています。

 市民連合は日本共産党の皆さんと手を携え、誰もが自己実現できる社会をつくるために力を合わせ、ぜひ本当の希望を多くの市民の皆さんに届けたいと思っています。


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