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2024年1月17日(水)

京都市長選・候補者討論会

福山予定候補きっぱり主張

クリーンな政治つくる、暮らし・子育て最優先に

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(写真)公開討論会で、議論する福山氏(右から2人目)と二之湯(右端)、村山(左端)、松井(その右)の各氏=15日、京都市

 21日の告示が目前に迫った京都市長選(2月4日投開票)の公開討論会(京都青年会議所主催)が15日夜、京都市内で行われました。

 立候補を表明している「つなぐ京都2024」の弁護士、福山和人氏、自民・公明・立憲民主・国民民主が推薦する元民主党参院議員の松井孝治氏、元京都市議の村山祥栄氏、元自民党府議の二之湯真士氏が参加しました。

 福山氏は冒頭、他候補の「政治とカネ」の姿勢を批判。松井氏に対しては「(裏金疑惑の)自民党のあり方をよしとして推薦を受けるのか問われる」と指摘し、「京都から市民の声でクリーンな政治をつくりあげていきたい」と述べました。

 「架空パーティー」疑惑で、維新の会などの推薦を取り消された村山氏は「軽率な行動で政治不信を招いた」などと弁解しました。

 福山氏は、財政難を口実に敬老乗車証の値上げや民間保育園の補助金カットなどをすすめてきた「行財政改革」について、「門川(大作)市長の後継候補と言われる松井さんは、そのまま継続するのか、見直すのか」と質問。松井氏は、「時計の針を昔に戻していくような形では財政はもたない」と述べ、福祉カットを容認しました。

 福山氏が、市の年間予算の1%で実現可能な子育て支援や教育の無償化を主張したのに対し、他候補から「財源はどうねん出するのか」との質問が集中。福山氏は、大型事業の縮減など財源確保策にも触れながら「ようは優先順位の問題だ。ハコモノより、暮らしや子育て応援を最優先にすべきだ」ときっぱり答えました。


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