しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年1月16日(火)

きょうの潮流

 「希望がみえる大会になってほしい」。鳥取から早朝の便に乗ってきた20代の代議員は期待を込めて口にしました。会場までの坂道を息を切らせて登りながら▼居場所がなかったという中学時代。民青と共産党に出合って生き方が変わったといいます。いまは、みずから仲間を増やし悩みを聞く立場に。手を携えて少しでも若者が生きやすい社会へ。そのための確信を深めるため、いろんな経験から学びたいと▼避難所の生活はいたたまれない現状がある。何年も前から群発地震が続いていたのに、いざ避難となったら、物資が足りない、行政の職員も減らされている。被災者や弱者に寄り添い、国民の命や健康を最優先にした政治に早く変えなくては―。石川から来た代議員は訴えるように語りました▼沖縄からの代議員は県民の怒りがふっとうしていると話します。国の代執行による辺野古の米軍基地建設の強行。南西諸島へのミサイルの配備。戦争の準備ではなく平和への準備を明確に示す大会にしようとのぞみました▼なぜ戦争が起きるのか。人間の自由とは何か。自分たちの人生を食いつぶす資本主義をのりこえた先には。東京の青年代議員は、それを模索し、未来への展望をつかみたいといいます▼それぞれの思いを胸に、全国から集った同志たち。日本と世界、そしてわが党の未来にとって、歴史的な大会になる。志位委員長はそう呼びかけました。自民党政治を終わらせ、希望ある新しい日本をひらくためつよく大きな党をつくろう。


pageup