しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年1月13日(土)

裏金 首相の責任問う

与野党国対委員長会談 穀田氏が主張

 与野党の国対委員長は12日、国会内で会談しました。自民党の浜田靖一国対委員長は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で「逮捕者が出たことをおわびしたい」と発言。通常国会を26日に召集するとの政府・与党の方針を伝えました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件は、松野博一官房長官をはじめ4閣僚が辞任し、自民党議員の逮捕者まで出ている自民党政権全体にかかわる問題だと指摘。「通常国会では、施政方針演説など政府4演説の前に、裏金問題での集中審議を行い、岸田文雄首相が自らの考えと責任を明らかにする必要がある」と述べました。

 穀田氏は、裏金問題の真相を明らかにする責任は、まず自民党にある、疑惑を指摘されている自民党議員は誰も真相を語っていないと指摘。「国会は真相解明の役割を果たすため、証人喚問などを行う必要がある。与党側がこれを拒否するようなことはあってはならない」と述べました。

 会談では、能登半島地震対策に全力をあげることを確認し、通常国会開会前に、衆参予算委員会の閉会中審査を行うことを確認。穀田氏は、「能登半島地震の対応などを話し合うため、政府・与野党の協議の場をつくっていく必要がある」と述べました。


pageup