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2024年1月12日(金)

埋め立て強行は暴挙

沖縄・新基地 とぐち県議訴え

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(写真)街頭演説する、とぐち県議=11日、那覇市

 岸田政権が沖縄県名護市辺野古の新基地建設をめぐり、軟弱地盤がある大浦湾の埋め立てを強行したことを受け、日本共産党の、とぐち修県議は11日、那覇市で街頭演説し、「許しがたい暴挙。県民のみなさんと力を合わせ、絶対に屈服しない立場で全力を尽くします」と訴えました。

 とぐち氏は、玉城デニー知事の権限を奪って国が軟弱地盤の改良に伴う設計変更を承認した「代執行」に基づき、大浦湾の埋め立て着工が強行されたと指摘。「民意を切り捨て、地方自治と民主主義を破壊する暴挙に屈服するわけにはいかない。県民の心と民意を埋め立てることはできないと示していこう」と呼びかけました。

 その上で「代執行で工事を強行したからといって軟弱地盤が消えるわけではない」と強調。難工事が避けられない新基地建設は、費用も何兆円に膨れ上がるか分からないとして「無駄遣いそのもの。災害で苦しむ能登半島地震の被災者支援に回すべきではないでしょうか」と力を込めました。


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