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2024年1月12日(金)

福山氏勝利へ熱気

京都市長選 幅広い市民訴え

21日告示へ集い

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(写真)勝利へ決意を固め合う福山予定候補(最前列中央)と市民、応援する政党・議員ら=10日、京都市左京区

 21日告示(2月4日投開票)が迫る京都市長選で、弁護士の福山和人予定候補(62)=無所属・新=を押し上げようと、確認団体の「つなぐ京都2024」は10日夜、みやこめっせ(京都市左京区)でつどいを開き、2500人の参加者で会場は熱気にあふれました。

 福山予定候補は、「行財政改革」の名で進められた敬老乗車証の値上げや民間保育園の補助金カットなどを元に戻し、減らされた消防職員を増やすと述べ、「4人の候補の中で、市民に痛みを押し付け大型事業を聖域化する『行財政改革』の見直しを公約しているのは私だけ」と強調。

 学校調理の中学校給食や返済不要の奨学金の創設など子育て支援・教育無償化の政策を語り、「市予算の1%で実現できる。市長のやる気しだいだ。今度こそ必ず勝ちたい」と力を込めると、大きな拍手が起こりました。

 幅広い市民から「北陸新幹線延伸による自然環境の破壊は計り知れない。中止を訴えるのは福山さん一人。全面的に応援したい」(食品ストア経営者・動画)など、切実な願いや期待を込めたスピーチがありました。

 日本共産党の倉林明子副委員長・参院議員は「能登半島地震で政治の役割が問われている。こんなときに万博とは何事か。北陸新幹線延伸などもってのほか」と批判。自民、維新丸抱えの市政ノーと述べました。社民党の佐藤大氏がメッセージを寄せ、れいわ新選組の安持成美氏、新社会党の駒井高之氏、井﨑敦子京都市議(無所属)が訴えました。


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