2024年1月11日(木)

小樽　大雪対策要請

党市議団　道路の除排雪を

（写真）緊急要請する党市議団（右）＝９日、北海道小樽市

　大雪が降り続く北海道小樽市の日本共産党小樽市議団(小貫元団長)は９日、迫俊哉小樽市長に大雪に対する緊急要請を行いました。

　前日８日午後５時までの４８時間の降雪が観測史上最も多い８１センチを記録した同市。ＪＲ北海道や高速道路などの乱れも激しくなりました。

　緊急要請は(1)主要道路の排雪を実施する(2)除雪第３種路線、除雪路線以外の市道についても、除雪を実施する(3)車道を歩く人が増えていることから、歩道の除雪を実施する(4)国道・道道の道路幅確保のため、排雪や拡幅の早期実施を開発局、北海道に要請する―の４項目です。建設部長、建設事業室長、維持課長が応対しました。

　建設部長は「１９９６年１月の８４センチ以来の大雪」「幹線→通学路→生活路線の順で対策する」「幹線では、まずはバス路線の回復（梅源線、山手中通り線はいまだ休止）、応急的に道路拡幅、ダンプの手配付き次第排雪を行う」と答えました。

　始業式を迎える１５日からは通学路対策を行うと表明。生活路線は第１種除雪路線、第２種除雪路線を優先する。第３種除雪路線までは難しい、と語りました。