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2024年1月10日(水)

災害対策・障害者福祉など拡充

マニフェストを発表

京都市長選 福山予定候補「完成版」

 21日告示(2月4日投開票)の京都市長選で、「つなぐ京都2024」の弁護士、福山和人予定候補=無所属・新=は9日、災害対策や障害者福祉の施策などを拡充した「市民がつくる京都市長選挙マニフェスト(完成版)」を発表しました。


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(写真)災害対策などを強化したマニフェスト(完成版)を発表する福山予定候補=9日、京都市

 昨年11月に発表したマニフェスト(第1次)を土台に、さらに市民らと議論を深め、208項目となりました。

 福山予定候補は、今回の大きな眼目として「防災対策」を挙げ、「能登半島地震で多くの方が命を奪われ、避難されている。京都としても重く受けとめ、災害に強いまちづくりをする必要がある」と強調。京都市が「行財政改革」の一環として進めてきた消防職員の削減を批判し、「消防は火災だけでなく、自然災害で大きな役割を果たしている。人員削減を見直して増員・育成を進め、市民の命を守る万全の体制を整備する」と述べました。

 休止している市の耐震・防火リフォーム助成制度の復活なども追加しました。

 障害者福祉は大幅に項目を追加し、障害のある人や家族の実態調査、多様な障害に対応する社会資源の充実、グループホームなど「暮らしの場」の拡充を掲げました。

 女性や非正規労働者の正規化・賃上げを進めた中小企業への助成などを追加しました。


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