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2024年1月7日(日)

金沢も断水続く

復旧不透明 党議員ら要望聞き取り

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(写真)粟崎小学校併設の学校給食調理場出入り口付近で進められる復旧工事=6日、金沢市

 能登半島地震では、金沢市内でも道路の段差や断水などの被害が生じ、6日も復旧作業が進められました。

 金沢市粟崎地区の一部では、6日時点でも断水が続いています。同地区の道路などには段差が生じ、自動車は徐行して通行している状況です。

 日本共産党の森尾よしあき金沢市議は同日、地域支部の支部長とともに粟崎地区の住民らから要望などを聞きました。

 自宅の基礎にひび割れが生じ、若干傾いていると話した女性は、「罹災(りさい)証明書を発行してもらうために、写真などを撮った」といいます。森尾市議は、今後必要となる手続きなどをアドバイスしました。

 現場で水道などの復旧作業にあたっていた、市の土木局長は「断水の復旧には、いったん道路の舗装をはがして、上水の状態を確かめる必要がある。現時点で、下水がどうなっているか、状況は分からない」と話しました。

 粟崎小学校に併設された学校給食の共同調理場の出入り口近くにも、70~80センチ程度の段差が生じ、復旧作業が進められていました。通常時は、別の学校の給食も調理しています。調理場の所長は「すぐに元の体制に戻すのは難しいのでは」と懸念します。

 このほか、地域の住民からは、正確な情報を求める声も上がりました。

 (嘉藤敬佑)


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