2024年1月3日(水)
軍事予算 教育に回す
神奈川 小池・はたの・片柳氏
![]() (写真)初詣の人たちに呼びかける(左から)片柳、小池、はたの、後藤の各氏ら=1日、川崎市川崎区 |
神奈川県の日本共産党川崎南部地区委員会は1日、全国有数の参拝者が訪れる川崎大師(川崎区)近くで恒例の初宣伝を行い、自民党政治を終わらせる年にしようと呼びかけました。
冷たい風の中、小池晃書記局長、はたの君枝衆院南関東比例予定候補、片柳すすむ衆院10区予定候補、後藤真左美川崎市議(川崎区)がマイクを握り、参拝者が次々と声援を送りました。
小池氏は「昨年の日本の政治はとんでもない状況で終わりました」と切り出し、「しんぶん赤旗」のスクープに端を発した自民党のパーティー券裏金事件を批判。こんな政治を終わらせるためにも、総選挙南関東比例では、志位委員長、はたのさん、さいとうさんを必ず国会へ戻し、10区から片柳さんを送ってほしいと力を込めました。
小池氏は、物価高で庶民が苦しんでいるのに1回こっきりの所得税減税でごまかすだけの岸田内閣を批判し、共産党の経済再生プランを紹介。大企業の内部留保の一部を活用した時給1500円の実現や、岸田内閣が増やした防衛省予算2・5兆円があれば高校授業料の無償化、大学などの学費を半分に減らし入学金をゼロに、小・中学校の給食費無償化ができると語りました。
戦争と平和の問題では、昨年末の志位和夫委員長のASEAN(東南アジア諸国連合)諸国訪問にもふれ、「絶対に戦争を起こさない枠組みをつくり、対話を重視して1年に1500回の会議を開いている。東アジアにもこれを広げよう」と提案しました。
はたの氏は、年末のコミックマーケット(コミケ)103で、漫画家らとインボイス反対で意気投合したことを紹介し、インボイスをやめさせようと訴え。共産党という名前に込められた、人間の自由の全面的開花の理想を国民に広げて総選挙を勝利する決意を表明しました。
片柳氏は、多摩川の洪水対策が進んでいない実態を告発。企業・団体献金も政党助成金も受け取らない共産党の躍進を訴えました。









