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2023年12月27日(水)

また「赤旗」に抜かれてしまった

自民パー券・裏金事件 テレビでも注目

 「また、『赤旗』に抜かれてしまった」―。政権に近いジャーナリストとして知られる田﨑史郎氏が26日の朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」でそう嘆くほど、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑で追及のきっかけとなった「しんぶん赤旗」が注目されています。

 「新たに浮上した“疑惑の方程式”とは?」とした同番組。「購入者数ねつ造 疑惑の方程式」と特報した「しんぶん赤旗」日曜版12月24日号を紹介。日刊紙25日付1面の紙面も示し、安倍派の2017年から22年までのパーティーについて、収入を2万円で割った販売枚数(推計)に「0・675」をかけた数字が毎年の購入者数になっていることに、「こんなことがあるのか」と疑問を投げかけました。

 日曜版の山本豊彦編集長の「(政治資金収支報告書の)一部だけがおかしいということではなく、収支報告書自体がもともとめちゃくちゃということ」という指摘も紹介。元検事の亀井正貴弁護士は、「政治資金規正法を守ろうという意識がないのではないか」と批判しました。

 19日の同番組では、コメンテーターの玉川徹氏が「今回の自民党派閥の政治資金パーティー券、キックバック問題を表面化したのは、最初に『赤旗』がやったんですよ。『赤旗』が書いて、それと連携をとって、大学の先生(上脇博之・神戸学院大学教授)が寝る間を惜しんで調べたから明らかになった」と話しました。

 インターネット番組「ABEMA的ニュースショー」(17日放送)は「自民党にとっては不都合な事実をさらされる、まさに“赤旗砲”なる存在」として山本編集長にインタビューしました。


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