2023年12月22日(金)
裏金究明へ3点合意
参院4党国対委員長が会談
![]() (写真)参院国対委員長会談。左端は井上哲士参院国対委員長=21日、国会内 |
日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の参院国会対策委員長は21日、国会内で会談し、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題の真相究明などを行うため、(1)政治倫理審査会(政倫審)の開催(2)二階派に所属していた小泉龍司法相の更迭(3)関係委員会での閉会中審査の開催―の3点を求めることを確認しました。
政倫審については、委員の3分の1以上の申し立てがあれば、審査会を開かなければなりません。会談では、共産、立民、維新、国民の政倫審委員が3分の1以上の5人いるため、申し立てることも確認しました。
日本共産党の井上哲士参院国対委員長は「裏金づくりは、個々の政治家にとどまらず、派閥ぐるみ、自民党ぐるみでおこなっていたもので過去に例をみない重大事件だ。それにふさわしく真相解明のために立法府として厳しく対応しなければいけない」と指摘。日本共産党が政治資金パーティー券の購入を含めて、企業・団体献金を禁止する法案を提出していることをあげ、同法案への賛同を求めました。









