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2023年12月20日(水)

コロナ損失 最大300億円

はたやま比例予定候補ら2団体と懇談

北海道洞爺湖町

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(写真)鈴木会長(右手前)と懇談するはたやま氏(左)ら=18日、北海道洞爺湖町

 日本共産党の、はたやま和也元衆院議員・比例北海道予定候補と立野広志道9区予定候補は18日、立野氏の地元・洞爺湖町の経済2団体と懇談しました。

 同町は、約11万年前の巨大噴火でできたカルデラ湖・洞爺湖と最近では2000年に噴火した有珠山などで構成される「洞爺湖有珠山ジオパーク」や、洞爺湖温泉を有する道内有数の観光地です。

 町商工会の鈴木雅善会長は、コロナ禍3年間の経済損失は200~300億円との試算を示しました。「今年度の観光客数はコロナ前水準に戻ると予想しているが、働き手不足でホテルの部屋数の8割ほどしか稼働できない」と説明。洞爺湖町を含む西胆振(いぶり)地域の移住・定住促進を行政が後押ししてほしいと要望しました。

 洞爺湖温泉観光協会では、大西英生会長と三浦和則副会長が応対しました。

 政府が進めるDX(デジタル技術の活用によるビジネスの変革)について、「温泉旅館・ホテルは接客が重要。ロボットでなく人が大事だ」と述べ、従業員の寮に替わる居住施設として、公営住宅が活用できないか検討を求めました。

 党の「経済再生プラン」について、「最低賃金1500円への引き上げは、中小事業者には厳しい」と意見交換の場となりました。

 はたやま氏は「優遇税制で莫大(ばくだい)にため込んだ大企業の内部留保の一部を時限的な財源として中小企業労働者の賃上げ支援に活用したい。地域・業種によって状況が異なりますから、各地で懇談を重ねます」などと答えました。

 立野氏も「地域経済、消費購買力を高めるために力を合わせましょう」と呼びかけました。今野幸子、小林真奈美両町議が同行しました。


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