2023年12月20日(水)
集団殺害 止めねば
総がかりなど19日行動
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パレスチナ・ガザ地区での即時停戦や、岸田政権の退陣を求めて19日、衆院第2議員会館前を中心に「19日行動」が取り組まれました。「日本政府は虐殺に加担するな」「政治タダセ!」などのプラカードを掲げて1000人(主催者発表)が参加し、市民や政党の代表が訴えました。主催は総がかり行動実行委員会、9条改憲NO!全国市民アクション。
主催者あいさつした9条壊すな!実行委員会の高田健さんは、自民党は安保3文書の閣議決定などを強行する一方で裏金づくりをやっていたと批判。「権力の腐敗を暴くのは主権者である私たちの力。引き続き声をあげよう」と訴えました。
ガザ出身のアイーダさんは、ある女の子は兄や祖父が死んだこともわからないまま孤児になったと告発。「あと何人殺せば気が済むのか。これはハマスとイスラエルの戦争ではなく、市民と人間性に対する戦争だ」と語りました。
日本共産党、立憲民主党、社民党の国会議員があいさつ。参院会派「沖縄の風」の国会議員がメッセージを寄せました。日本共産党の井上哲士参院議員は「市民の声が日本政府の姿勢を変え、国連決議に賛成させた。米国政府に従うことはもうやめさせよう」と話しました。