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2023年12月19日(火)

平和・ジェンダー平等へ

婦団連総会 ガザ即時停戦求める

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(写真)あいさつする柴田氏=16日、東京都文京区

 今年創立70年を迎えた日本婦人団体連合会(婦団連、加盟団体23、90万人)は16日、東京都内で第50回総会を開き、大軍拡・大増税ストップなど、平和とジェンダー平等をめざす女性の共同を広げる2024年度の運動方針を決めました。ガザへの攻撃中止・即時停戦を求める特別決議や総会アピールを採択しました。

 主催者あいさつで柴田真佐子会長は、物価高で賃金も上がらず生活が大変になる一方、大軍拡・大増税を進める自民党は裏金疑惑まみれだと批判。「女性の共闘を広げ、岸田政権を退陣に追い込み、金権体質にまみれた自民党政治を終わらせよう」と訴え。来年秋の女性差別撤廃条約の日本の定期報告審議に向けて、「ジェンダー署名」として賛同を広げてきた選択的夫婦別姓などを政府に実現させる運動の強化を呼びかけました。

 井上美恵子事務局長が決議案を提案。▽9条改憲を許さず憲法を守り生かす共同行動の強化▽女性差別撤廃条約の完全実施めざし、リポート作成や審議傍聴・ロビー活動に取り組む▽消費税引き下げ・廃止を求める共同の推進―などに取り組むことを決めました。

 討論では「『自民党政治を終わらせよう』と街頭対話を広げている」(新婦人)、「賃上げや女性が働き続けられる職場をめざして春闘チラシなどでアピール」(全労連女性部)、「消費税の害悪を知らせ廃止求める共同を広げる」(全商連婦人部協議会)、「『健康保険証を残せ』と取り組みを続ける」(保団連女性部)、「二度と戦争してはいけないという思いを広げるために今こそ出番」(日中友好協会)などの活発な議論がされました。

 国際婦人年連絡会の橋本紀子世話人、日本共産党の山添拓参院議員が来賓あいさつしました。

 新役員は次の通り。(新以外は再任。敬称略)▽会長=柴田真佐子▽副会長=沖津由子、塚田豊子、伝法谷恵子、米山淳子、舟橋初恵、山田博子、牧野由子、千代崎せつ子(新)、伊東弘子(新)▽事務局長=井上美恵子▽顧問=堀江ゆり(新)


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