2023年12月13日(水)
振興予算減 沖縄悲鳴
衆院委 赤嶺氏、増額求める
![]() (写真)質問する赤嶺政賢議員=11日、衆院沖北特委 |
日本共産党の赤嶺政賢議員は11日の衆院沖縄北方特別委員会で、沖縄振興予算が年々減らされ、沖縄の地域経済に影響が出ている問題を取り上げ、予算の増額を求めました。
赤嶺氏は、沖縄県に使途の裁量のある一括交付金がこの10年間で1000億円減らされ、沖縄県産農林水産物の県外への輸送費補助事業にも、県が予算の削減や補助単価の見直しを余儀なくされたと指摘。
農家から「補助がなくなれば花農家をやめる」など悲痛な声が上がっているとして、一括交付金の増額を求めました。
自見英子沖縄担当相は「県が自主的な選択に基づいて(予算を)充てている」とし、予算減額による同事業への責任を県に転嫁。赤嶺氏は「国が予算を減らしておきながら、全ての責任を県に押しつけるやり方は姑息(こそく)だ」と反論しました。
また、干ばつ常襲地域である南大東村でも貯水池の整備に遅れが出ていると指摘し、予算の増額を重ねて求めました。









