2023年12月12日(火)
ガザ集団殺害やめろ
政府に努力迫る
国会前1500人
|
パレスチナ・ガザ地区での即時停戦と、日本政府が停戦に向けて働きかけることを求めて10日、全国で「パレスチナに平和を!緊急行動」が取り組まれ、東京では国会正門前に1500人(主催者発表)が集まりました。「ガザを解放しろ」「日本は停戦のために努力しろ」と国会に向けて声をあげました。
ガザ出身のサミさんは「ガザに生まれた私たちはおとなになれないからかなえる夢もないんだよ」と子どもたちが証言していると告発しました。
パレスチナ人の祖父母を持つタティアナさんは、民族浄化が白昼堂々行われていると強調。「今回の空爆以前からガザの人々は非人道的な扱いを受けてきた。現代社会でなぜそれがまかり通るのか」と語りました。
千葉大学の栗田禎子教授は「日米間に信頼関係があるというなら、日本政府は米国に対し即時停戦へ努力するよう働きかけるべきだ」と話しました。
日本共産党の小池晃書記局長、井上哲士参院議員が参加。小池氏は、安保理決議案に拒否権を発動した米国の姿勢を批判し「日本政府はイスラエル、米国に対しジェノサイドをやめろと声をあげるべきだ。私たちにできることは停戦に向けた努力をしない日本政府をかえることだ」と訴えました。