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2023年12月1日(金)

虐殺止めたい

ガザ即時停戦求め新宿で1200人デモ

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(写真)「今すぐガザ攻撃をやめろ」と声を上げる人たち=29日、東京都新宿区

 パレスチナ・ガザ地区での戦闘が一時中断し、イスラエルとイスラム組織ハマス双方による収監者や人質の解放が行われる中、パレスチナ人民連帯国際デーの29日夜、戦闘の即時停戦やイスラエルによるパレスチナ占領をやめるよう求めるデモが東京・新宿で行われました。「ガザへの爆撃やめろ」「今すぐ停戦」などと書かれたプラカードを掲げた1200人の参加者(主催者発表)は、「虐殺やめろ」「イスラエルは恥を知れ」と声をあげました。手を振る人やスマホを掲げる人など沿道の注目を集めました。主催は、総がかり行動実行委員会などが参加する「パレスチナに平和を!緊急行動」。

 ガザ出身のハニンさんは、ガザ在住の劇作家が書いた『ガザ・モノローグ』を読み上げ「国家を挙げたテロリズムの中で、私は言葉を失っている」と訴えました。

 映画プロデューサーの増渕愛子さんは、私はたまたま日本に生まれたから虐殺に遭わずに済んでいるが、今の状況で何もしないことはできないと強調。「国家の名のもとに人が殺されていく状況を変えたい」と訴えました。

 作家の新土さんは「少しでも力になりたいと思い、夜になるとガザの友人たちと連絡を取り合っている。これからも一人ひとりの力を貸してほしい」と語りました。

 東京都東村山市の女性(70)は「一時休戦ではなく今すぐ停戦してほしい。病院などへの攻撃は人道に対する罪であり、世界が協力してやめさせるべきだ」と話しました。


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