2023年11月25日(土)

万博はムダの骨頂

中止求め大阪で宣伝・署名

（写真）宣伝する参加者ら＝24日、大阪市・ＪＲ京橋駅前

　「カジノ問題を考える大阪ネットワーク」は２４日、大阪市の京橋駅前で宣伝し、夢洲（ゆめしま）へのカジノ誘致計画の認定取り消しを国に求める署名とともに、一体で進められる大阪・関西万博の中止を国や府市に求める署名を呼びかけました。

　市民や団体から次々とリレートーク。「大阪いちょうの会」の新川眞一事務局次長が「物価が上がり生活が大変なときに、半年たったら撤去する万博に湯水のごとく２３５０億円もの税金を使うのは無駄の骨頂。カジノのための万博は中止、カジノ誘致も断念させよう」と訴えました。

　「小学生の子どもを万博に無料招待とかで来場者を水増しするのはおかしい」と若い母親が署名。大阪市民の男性（７２）は「ダイオキシンが出る夢洲で万博をやるのも、それに税金をつぎ込むのも許せない」と署名に応じました。

　２０人が宣伝に参加。１時間でカジノ反対署名２５人分、万博中止署名１９人分が集まりました。