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2023年11月21日(火)

ガザ即時停戦を要求

高橋・岩渕氏 国際社会に訴えよ

衆参本会議

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員と岩渕友参院議員は20日の衆参本会議で、ガザの人道的危機が深刻化しているとし、政府はイスラエルによるガザへの大規模攻撃の中止と即時停戦を国際社会によびかけるべきだと求めました。

 高橋氏は、「ガザが『こどもたちの墓場』と化している」「国際人道法の明白な違反だ」と非難するグテレス国連事務総長の言葉を引用し、「ガザのジェノサイドを許してはならない」と強調。「民間人を多数犠牲にする軍事行動を直ちに中止するよう求めるべきだ」と迫りました。

 岩渕氏は、ジェノサイドの重大な危機が目の前で進む中、それでも岸田文雄首相は「現場の状況が確認できていない」とし、イスラエルの国際人道法違反を正面から批判しないのかと強調。共産党が声明「ガザ攻撃中止と即時停戦にむけての各国政府への要請」を発表したことに言及し、「首相もこの立場で即時停戦を求めるべきだ」と訴えました。

 岸田首相は、イスラエル軍の行動に関する事実関係を把握することが困難な中で法的評価は控えるとしたうえで、「人道的休止、国際法に従った対応を要請してきている」としか答えませんでした。


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