2023年11月18日(土)
賃金・単価上げ生活守ろう
全建総連 雨突き決起大会
東京・日比谷野音
全建総連は17日、東京・日比谷野外音楽堂で、「物価高騰から仕事と暮らしを守れ!賃金・単価引き上げ、予算要求中央総決起大会」を開き、雨のなか44県連・組合から1842人が参加しました。集会後、東京駅周辺へ向けてデモ行進しました。
![]() (写真)建設国保予算確保や賃上げの要求を掲げる全建総連の人たち=17日、東京・日比谷野音 |
あいさつした中西孝司委員長は、「物価高騰で実質賃金は18カ月連続でマイナスとなり非常に厳しい状況だ。国民生活を守る施策が必要不可欠だ」と強調。「持続可能な建設産業にむけ、処遇改善、担い手確保のための請願署名に全力で取り組む」と訴えました。
「建設国保の現行補助水準の確保に取り組む。物価高騰から仕事と暮らしを守るため、消費税のインボイス(適格請求書)制度についてはしっかり見直しすべきだ」と強調しました。
基調報告で勝野圭司書記長は、「防衛費増額などのため、社会関係予算の抑制が厳しくなっている」と指摘。「保険証の交付存続を求めるとともに、国民医療の拡充、現行補助制度の堅持の取り組みがいっそう重要になっている」と述べました。
決意表明で岡山の組合員は、インボイスは「中小企業や一人親方の負担増につながる。仲間から見直しを求める声が上がっている」と指摘。「われわれは災害時など地域の安心安全の担い手だ。やりがいを若者に胸を張って伝えられるよう頑張ろう」と呼びかけました。
日本共産党の田村智子副委員長、山添拓参院議員、自民、立憲民主、公明、国民民主、社民の国会議員があいさつしました。