2023年11月17日(金)
ガザ即時停戦求める
穀田氏 イスラエル大使らと会談
衆院外務委
![]() (写真)会談で話を聞く穀田氏=16日、衆院外務委 |
ギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使らが16日、衆院外務委員会を訪れ、同委の委員と会談しました。日本共産党の穀田恵二議員が出席し、イスラエルの攻撃によるパレスチナ・ガザ地区でのジェノサイド(集団殺害)の危険を訴え、即時停戦を求めました。
穀田氏は、イスラム組織ハマスによる攻撃を強く非難すると同時に、イスラエルの攻撃によりガザがジェノサイドの重大な危険に陥っていると指摘。「自衛権の発動などを理由に残虐行為は断じて許されず、強く非難する」と述べ、「121カ国の賛成で採択された国連決議に基づき、『一時休戦』ではなく直ちに『停戦』を」と求めました。
国連の人権専門家7人が2日の声明で「ジェノサイドの重大な危険」を警告していることもあげ、ジェノサイドの危険との訴えをどう受け止めるかと質問しました。
また、日本共産党が中東和平のため、国連決議で確認された(1)イスラエルの占領地からの撤退(2)パレスチナ独立国家樹立を含む民族自決権の実現(3)両者の生存権の相互承認―の三つの原則をふまえた取り組みを一貫して主張してきたと訴えました。
イスラエル側は、自分たちの行動はテロ組織であるハマスとのたたかいだとの主張を繰り返しました。