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2023年11月11日(土)

大激戦 福島県議選あす投票

共産党6議席へ全力

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(写真)岩渕友参院議員(左から3人目)の応援を受け、「暮らし守れの一票を託してください」と訴える丸本ゆみこ候補=10日、福島県須賀川市

 あす12日に投票日が迫る福島県議選は、定数58に71人が立候補し、横並びで競い合いながら最終盤の大激戦となっています。

 日本共産党からは[福島市(定数8)]宮本しづえ(71)=現=、[郡山市(10)]神山えつこ(68)=現=、[須賀川市・岩瀬郡(3)]丸本ゆみこ(61)=新=、[いわき市(10)]宮川えみ子(77)=現=、吉田えいさく(64)=現=の各氏が立候補し、全ての選挙区が1票を争う激戦区です。[伊達市・伊達郡(3)]の大橋さおり氏(32)=現=は、すでに無投票当選を決めています。

 県民1人当たり全国3位の財政を生かして命と暮らし支える県政を、と訴えてきた党候補。「子育て支援四つのゼロ」の学校給食費無償化の訴えに、「孫の給食費が無料になってくれれば」など大きな期待の声が寄せられます。県議のボーナスは引き上げ、給食無償化の請願には反対する「オール与党」の姿も明らかにしてきました。

 県民・漁業者との約束を破る汚染水(アルプス処理水)海洋放出強行、大軍拡増税、ごまかしの減税策に対して岸田政権への怒りが広がる中、“福島県から岸田政権にノーの審判を”という日本共産党の訴えに共感が広がっています。

 共産党が論戦でリードする一方で、自民党が組織戦で巻き返しを図るなど、どの党も必死です。東北の一連の県議選では僅差で勝敗を分ける結果が続いており、党県委員会は「大接戦を勝ち抜いて、現有5議席の絶対確保と、今度こそ6議席へ」と最後の奮闘を呼びかけています。


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