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2023年11月9日(木)

第47回民青全国大会 24~26日

仲間増やし たたかい広げる

西川委員長に聞く

 日本民主青年同盟(民青)第47回全国大会が24~26日、東京都内で開催されます。大会に向けた取り組みや大会決議案の特徴について、西川龍平委員長に聞きました。


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年間目標達成 100周年へ勢い

 ―もうすぐ民青大会で、いま仲間が増えていますね。

 年間目標2000人を10月21日に達成し、現在は2315人です。第47回全国大会決議案を採択した第3回中央委員会時(9月24日)の到達は1724人でした。2カ月あまりで600人近くの加盟者を迎えました。大会決議案の示した方向と、同盟員の奮闘がかみ合って、大きな勢いをつくりだしています。共青創立100周年の年に、勢いを加速させながら大会を成功させたい。

「二つの異常」 青年から共感

 ―青年からどんな共感がよせられていますか。

 資本主義の限界、社会主義への関心を語るような問題意識をもった青年も少なくありません。同時に、ほとんどの青年が共感を寄せるのが「二つの異常」から抜け出そうという展望です。

 社会についても自分についても、一見、明るい展望の持ちづらい社会です。そのようななかで“この国は「大企業優遇」「アメリカいいなり」から抜け出すことでもっとよくなる”という、展望ある訴えが本当に響き、仲間が増えています。この間、方針では「青年との接点を増やし加盟呼びかけ文を読んで粘り強く訴えれば仲間を増やすことができる」という“テーゼ”を提唱していますが、それは、このような青年の変化を踏まえて提唱されているものです。

 街頭でも多くの仲間が増えていますが、対話した同盟員は“楽しかった、展望を示せてよかった”と語っています。

街頭分け入り 「班が主役」で

 ―決議案の特徴は?

 青年全体に変化が起きているもとで、青年全体を視野に入れて、組織づくりもたたかいもおこなっていこう、という方針です。

 同盟員拡大では、“街頭や学生新歓などで役員先頭に青年の中に分け入って仲間を迎える”ことと、“班や同盟員の結びつきを生かして「班が主人公」で仲間を迎える”ことを柱にしています。この二つは、別のことのようで、根底ではつながっています。街頭の青年も、班や同盟員と結びついている青年も、民青との接点が異なるだけで、同じなのです。だから、この二つの柱をいかに相乗的に発展させるのかが今後の探求です。

 たたかいについては、さまざまなたたかいがあるなかで、若者憲法集会実行委員会の呼びかける「敵基地攻撃能力保有・大軍拡に反対する青年の草の根ネットワーク運動」を軸としています。民青にとってこの運動は、地域・職場・学園の班・同盟員に依拠し、敵基地攻撃能力保有の危険性を告発しながら、広範な青年との結びつきを草の根で無数につくっていくたたかいです。

 ロシアのウクライナ侵略やイスラエルのガザへの攻撃もあり平和への思いは強まっています。平和な日本と世界をつくる世代を生み出していく、そういう歴史的なたたかいにしていきたい。

 あわせて、同盟員拡大もたたかいも、週1回の班会開催があってこそ、大きく発展していきます。みんなで苦労を出し合い工夫すること自体が一つの大きな努力ですが、全体の4割にまで広がった週1回班会開催をもっともっと引き上げていきたい。


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