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2023年11月8日(水)

岡山桃太郎空港 演習に使うな

防衛局に大平・垣内衆院中国比例予定候補求める

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(写真)申し入れ書を提出する(左から)垣内、森脇、大平の各氏ら=7日、広島市

 日本共産党の大平よしのぶ、垣内京美両衆院中国比例予定候補と森脇久紀岡山県議団長は7日、広島市の中国四国防衛局を訪れ、岡山桃太郎空港(岡山市)での「自衛隊統合演習」を中止するよう求めました。申し入れ書を総務部の内海芳彦報道官が受け取りました。

 「我が国の防衛に係る堅固な意思を表示するため」などを理由に防衛省が今回実施する「自衛隊統合演習」(10~20日)では、F2戦闘機の離着陸や燃料補給を行います。自衛隊約3万800人、米軍約1万200人が参加し、岡山などの民間空港や港湾で訓練する計画。同空港での演習はこれが初めてです。

 今回の演習を「あらゆる事態を想定して行う」と説明した内海報道官に対して大平氏は「あらゆる事態とは一体どういうことなのか」と迫りましたが「答えられない」と回答。森脇氏の「誰に堅固な意思を示すのか」との問いに対しても「答えられない」と述べるにとどまりました。

 大平氏は2月に広島湾で行われた初の日米共同訓練にも触れ、「着々と戦争する国づくりが進められている。戦争準備の訓練は断じて認められない」と力を込め、同空港での演習の中止を重ねて求めました。


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