2023年11月7日(火)
核兵器廃絶を 各地で6・9行動
核なき世界の先頭に
東京・新宿 原水協など訴え
原爆投下の8月6日、9日に合わせて核兵器廃絶を求める「6・9」行動が6日、各地で取り組まれ、日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名が呼びかけられました。
![]() (写真)被爆者(手前)の呼びかけにこたえて署名する人=6日、東京・新宿駅西口地下 |
原水爆禁止日本協議会(日本原水協)と東京の被爆者団体・東友会は東京・新宿駅西口地下で、日本政府に核兵器禁止条約の参加を求める署名を呼びかけました。
署名した人からは、「イスラエルによるパレスチナへの攻撃やロシアのウクライナ侵略のニュース映像に、胸が痛くなる。戦争は二度とだめよ。戦争はやめてほしい」との声が聞かれました。
日本原水協の安井正和事務局長らがリレートークで、27日からニューヨークにある国連本部で核兵器禁止条約の締約国会議が開催されることなどを紹介し、「日本も禁止条約に参加し、核なき世界に向けて世界の先頭に立つべきです」と訴え、署名を呼びかけました。また、この署名は7日、外務省に提出すると語りました。
東京都世田谷区に住む斎藤さん(71)は、「戦争は二度と繰り返してはいけない。人が人を傷つけることはあってはいけない。よその国の人も生きる権利があります。日本はイスラエルとパレスチナの問題で、人道的休戦を求める国連決議を棄権するなんて本当にひどい」と署名しました。









