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2023年11月2日(木)

「即時停戦」「虐殺やめろ」

イスラエル大使館近くで行動

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(写真)イスラエル大使館にむかってガザへの軍事侵攻をやめ、即時停戦を求める人たち=1日、東京都千代田区

 東京都千代田区にあるイスラエル大使館近くで1日、「即時停戦」「子どもを殺すな」「虐殺やめろ」とスピーチとコールが3時間にわたって響きました。「パレスチナに平和を!緊急行動」が呼びかけ、約300人が集まりました。

 最前列でプラカードを持っていた大学院生(25)は、「イスラエルは圧倒的な力の差をもって暴力をふるっている。これは戦争ではなく虐殺でしかない」と言います。国連総会で「人道的休戦」を求める決議案にたいし日本が棄権したことについて、「棄権じゃなく、一日でも早くやめさせるために、世界各国に働きかけるべきだ」と訴えました。

 Aさん(26)は、大学時代、ヨルダンに行ったとき「小高い丘から“あそこが西岸地区”と教えられた」といいます。「パレスチナ問題は人種差別。差別状態を私たちは見て見ぬふりをしてきた。放っておいて言い訳がない。みんなが今の状況に目を向けてほしい」と話していました。

 千葉県からきたBさん(49)は、千葉県の幕張で開催された武器見本市に反対してきました。「見本市にイスラエルの企業がきていた。イスラエルにビジネスチャンスを与えてしまった」と悔しさをにじませました。英語で「沈黙は共犯」と書いたプラカードを掲げ、「戦争に加担したくない」と話していました。


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