2023年11月1日(水)
福山氏を京都市長へ団体結成
子ども医療・給食無償化すぐに
来年1月21日告示、2月4日投票の京都市長選に立候補を予定する福山和人弁護士(62)の勝利をめざす確認団体「つなぐ京都2024」が31日結成され、福山氏と協定を結びました。
![]() (写真)協定書を交わした福山氏(左から3人目)と(左から)中村、西郷、(1人おいて)梶川、石田の各共同代表=31日、京都市 |
昨年から市民が「つなぐ京都交流ひろば」に取り組み、共同が広がるなかで発足。共同代表には、石田紀郎(市民環境研究所)、梶川憲(民主市政の会代表委員)、岡野八代(同志社大学大学院教授)、西郷南海子(教育研究者)、中村和雄(弁護士)の5氏が就任しました。
市内で開いた会見で福山氏は、「くらし。ここから京都再生」を基本的理念・スローガンに掲げ、異常な物価高や子育て困難のなかで「地方自治体がやらねばならないことは、市民のくらし応援」と強調。現市政の「行財政改革」は「市民目線でゼロベースの見直し」と表明し、財政再建は大型公共事業見直しや観光関連の財源確保などで行うと述べました。
「すぐやるパッケージ」として、子ども医療費を高校卒業まで無償化▽自校・親子調理方式の全員制中学校給食、半額を無償化▽第2子以降の保育料無償化―などを提案。第1次重点政策として中小企業振興条例の制定、観光公害対策、多様性あるまちづくりなど45項目を打ち出しました。
市民が政治をつくるという考えから政党推薦は受けずに「無所属・市民派」としてたたかうと表明しました。









