しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年10月29日(日)

世論高め中止させよう

党府委が万博・カジノシンポ

大阪

写真

(写真)基調講演する、たつみ氏(左から2人目)、コーディネーターの清水氏(左端)とパネリストの(左3人目から右へ)鳥畑、藤永、桜田、山中の各氏=28日、大阪市都島区

 日本共産党大阪府委員会は28日、大阪市都島区で「ストップ万博・カジノシンポジウム」を開催し、会場参加250人、YouTube視聴は3200回線を超えました。

 たつみコータロー元参院議員(衆院近畿比例予定候補)が基調講演。世論調査で万博開催への批判が高まる中、「カジノのための万博」と、打破すべきだと言っていた古い政治に固執する維新政治の本質を告発し、「世論を高めて政府と府・市に万博中止を決断させよう」と呼びかけました。

 「しんぶん赤旗」日曜版の本田祐典記者が講演し、カジノ用地格安賃料の不当鑑定疑惑を追及しスクープを連発してきた裏側と、当初は在阪メディアが黙殺する中、市民とともに疑惑追及を続ける「赤旗」の値打ちを語りました。

 シンポジウムはパネリストに鳥畑与一静岡大学教授、桜田照雄阪南大学教授、おおさか市民ネットワーク代表の藤永延代氏、山中智子大阪市議を迎え、清水ただし衆院近畿比例・大阪4区予定候補がコーディネーターを務めました。

 鳥畑氏はカジノの経済効果や収益と依存症の構造など、藤永氏は夢洲(ゆめしま)の軟弱地盤・地盤沈下などの土地問題、桜田氏はカジノ誘致を拒否できる根拠とカジノ訴訟の意義、山中氏は万博・カジノにのめりこむ大阪市に対する批判など、各氏の立場・経験から万博・カジノ問題を掘り下げ、参加者の質問にも答えながら議論。たつみ氏らは市民の運動で万博・カジノをストップさせようと呼びかけました。


pageup