2023年10月28日(土)
真実伝え希望運ぶ いま注目「しんぶん赤旗」
日曜版新紙面 スクープも連発
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自民党政治のもとでの「失われた30年」を根本から打開する「三つの改革」を提唱する「日本共産党の経済再生プラン」(9月28日発表)。実態とともにプランの内容を伝えるシリーズを始めました。
「『「教員不足 子ども犠牲』の特集記事は素晴らしい。深刻な教員不足の実態が、リアルによくわかりました。(略)一般新聞やテレビはこういう問題を詳しく報道しません。さすが『赤旗』。多くの教師や保護者を励ます新聞です」
シリーズ1回目の日曜版(10月22日・29日合併号)1面の特集に寄せられた感想です。ある中学では3人中2人の理科教員が病休になり、残る1人の教員がモニターを使って3クラス同時授業をしている深刻な実態を紹介。「わかっていない子が見過ごされてしまいます」と教員は訴えます。
日曜版は9月から紙面をリニューアルし、1面の文字を思い切って減らして、グラフやイラストで「魅せる」紙面に挑戦しています。
もう一つの表紙「ひと欄」(32面)には、棋士の藤井聡太八冠、俳優の稲垣吾郎さんなど、毎回話題の人が登場。開きたくなる日曜版づくりに努力しています。
日曜版の“売り”のスクープも連発しています。
岸田政権の新閣僚、加藤鮎子・こども政策担当相をめぐる「政治とカネ」を連続追及(9月24日号、10月1日号)。10月1日号では、岸田政権が建設の強行を狙う辺野古の米軍新基地で、設計変更申請をめぐる新たな重大疑惑を「ウソで固める軟弱地盤」と告発しました。同じ号では、斉藤鉄夫・国土交通相による大阪カジノ計画認定のずさんな実態を暴露しています。
米ハワイ周辺で起きた武力紛争に自衛隊が米軍とともに参戦するというシナリオの演習をしていた―。10月15日号では、安保法制強行から8年の自衛隊の危険な実態を告発しています。
物価高騰で暮らしが大変な中で大好評なのが「お役立ちトク報」。「日曜版見て 障害者控除で5・5万円減税」「パーキンソン病の私も受給 特別障害者手当」など毎回、大きな反響です。
「ジャニーズ性虐待」問題の連続追及、居場所がない少女たちを標的にした性搾取と若年女性支援の必要性など、ジェンダー問題にも力を入れています。