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2023年10月24日(火)

党5氏当選 得票増

宮城県議選 自民は4議席減

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(写真)選挙結果を報告する宣伝で、声援に応える5氏と県委員長(右端)=23日、仙台市

 22日投開票の宮城県議選で、日本共産党は、暴走する村井嘉浩知事への怒りを結集して5議席を確保し、現有議席を守りました。自民党が4議席後退し、村井県政になって初めて、与党の自民・公明両党が過半数を割り込み、村井県政への厳しい審判が示されました。

 共産党は、比較可能な6選挙区で前回から2564票伸ばし、22年参院比例の1・58倍の得票を獲得しました。

 村井県政が強引に進める4病院の再編・移転や県営住宅の廃止に共産党は一貫して反対し、選挙戦の大争点に押し上げました。村井知事が「争点にならない」と躍起になりましたが批判はやまず、村井知事が応援に立ったのは自民党の塩釜の1候補だけで、その候補も落選しました。

 日本共産党は、「市民連合@みやぎ」と4病院再編や女川原発の再稼働の問題で「覚書」を交わして推薦を受け、「大軍拡反対」「保険証を残せ」「インボイス中止」など岸田政権の悪政を批判。「村井知事の暴走ストップ、東北一の財政力を生かして県民の命、暮らし、生業(なりわい)を支える県政に転換しよう」と訴え、党派を超えて共感が広がりました。

 日本共産党は、現職2人、元職1人の惜敗もありましたが、現職の3人に加えて、定数2の多賀城・七ケ浜選挙区で新たに議席を獲得し、4病院問題を背景に仙台市太白区で前回失った議席を2位で回復するなど大奮闘しました。


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