2023年10月20日(金)
ノーモア・ミナマタ第2次新潟訴訟
公正判決署名計10万筆
ノーモア・ミナマタ第2次新潟訴訟の口頭弁論にあわせて19日昼、裁判所前で原告や支援団体らが「公正な判決を求める要請署名」の提出行動と集会をしました。今回は約2万筆を提出し、累計で約10万筆に達しました。原告らは閉廷後に報告集会を開きました。
昼の集会で、新潟水俣病共闘会議の中村洋二郎議長は、近畿訴訟の大阪地裁での勝利判決(9月27日)を土台に、新潟訴訟でも原告の主張の正当性を訴えることができたと報告。支援者の署名提出や傍聴を力に「正義による勝利」で全面解決を実現しようと訴えました。
皆川榮一原告団長は、提訴後に多くの原告が亡くなっていることに言及。来春の判決では近畿訴訟判決と同様に、すべての原告と被害者を救済する判決を勝ち取り、亡き仲間に良い報告をしたいと訴えました。
報告集会で弁護団の味岡申宰(しんさい)事務局長は、原告側は確かな立証ができており、国の責任についても認められると確信していると語りました。








