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2023年10月19日(木)

自給率向上 国民運動を

大平・垣内予定候補 農民連会長と懇談

島根・邑南町

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(写真)農民連の長谷川会長(左端)と懇談する大平氏(その右)ら=18日、島根県邑南町

 食と農業の危機打開に向け現場の実情を知り、ともに手を携えていこうと、日本共産党の大平よしのぶ、垣内京美両衆院中国比例予定候補は18日、島根県邑南(おおなん)町で農民運動全国連合会(農民連)の長谷川敏郎会長と懇談しました。

 大平氏は、食と農業を守ることを位置づけた日本共産党の経済再生プランの内容を示し、「農民連が出された提言と同じ方向。農業者のみなさんと力を合わせて食と農の危機を打開するため、お話を聞かせてほしい」と切り出しました。

 同町で稲作や畜産で生態系の力を活用した循環型農業を営む長谷川氏は、日常的に農業を営む基幹的農業従事者が2年で20万人も減少するなど危機的状況を指摘。岸田政権が改定議論を進めている食料・農業・農村基本法の方向性を批判し、「政府は自給率向上を放棄するのではなく義務として、食料増産で国民の食を守るべきだ」と述べ、党の経済再生プランを評価しました。

 自給率向上の一致点で国民運動をおこし農政を転換する上で市民と野党の共闘の前進が重要だと話し、大平氏に「農家のところへ飛び込んでいき、ぜひ国政へ戻って農業者の声を届けてほしい」と激励しました。

 懇談後、長谷川氏の案内で里山を調査。訪問には衆院島根1区の、むらほえりこ、鳥取1区の岡田まさかず、同2区の福住ひでゆき各予定候補が同席しました。


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