2023年10月18日(水)
全ての人を殺すな
イスラエル大使館に声
都内で総がかり行動
イスラエルがパレスチナ・ガザ地区への大規模侵攻を準備するなか、総がかり行動実行委員会の呼びかけで16日夜、東京都千代田区の在日イスラエル大使館前で「パレスチナに平和を!全ての人を殺すな!」の行動が行われました。約600人の参加者(主催者発表)が「ガザへの攻撃を止めよ」「ガザに平和を」などと書かれたプラカードなどをかかげ、「人を殺すな」「子どもを殺すな」「爆撃やめろ」などコールしました。
![]() (写真)「パレスチナに平和を」と訴えたイスラエル大使館前行動=16日、東京都千代田区 |
同実行委員会の高田健共同代表は「この瞬間にもイスラエルのガザへの総攻撃が始まるかもしれない。“殺すな、戦争やめろ、即時停戦しろ、イスラエルは国際法を守れ”の声を上げたい」と呼びかけました。
市民、宗教者、中東出身の人などがスピーチ。「いま優先すべきは、双方が即時停戦し殺りくをやめること」「ガザの人々は逃げ場のない状態だ。イスラエルはパレスチナの土地を奪い、攻撃を加え、命を奪ってきた。ハマスの攻撃は正当化できないが、イスラエル、国際社会の責任を明らかにしなければいけない」などと訴えました。
日本共産党の山添拓参院議員は「ハマスによる無差別の攻撃、民間人の連行は許すことができない国際人道法に反する行為だが、イスラエルによるガザ地区を破壊しつくすような攻撃は絶対正当化できない。双方が即時停戦の協議のテーブルにつき、国際社会はその後押しをすべきだ」と訴えました。
参加者は即時停戦を求める要請書をイスラエル大使館に届けました。









