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2023年10月18日(水)

農林水産業を守れ

党北海道委が政府交渉

紙・岩渕・はたやま氏参加

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(写真)農水省の担当者へ要請文書を手渡す(左2人目から)はたやま、丸山、立野、おぎう、紙、岩渕の各氏=17日、参院議員会館

 日本共産党北海道委員会は17日、参院議員会館で政府交渉を行いました。紙智子、岩渕友両参院議員、はたやま和也衆院北海道比例予定候補、立野広志衆院道9区予定候補、おぎう和敏衆院道6区予定候補、丸山はるみ道議らが参加しました。

 交渉は17、18日の両日の日程で、17日は8省庁に49項目を要請しました。

 農水省を訪れた一行は宮下一郎農水相宛てに、▽海洋放出による中国の輸入禁止措置に伴う関連産業への対策▽水田活用の直接支払い交付金の見直し▽酪農を守る対策を補正予算に盛り込む―など10項目を要請。紙議員が、畑地化促進事業は北海道だけで2万8000ヘクタール分の申請があるにもかかわらず予算は全国で1万3000ヘクタール分しかないと指摘。「水田の転作でも畑地化でも農業が続けられるようにしなければなりません」と語りました。

 応対した武村展英農水副大臣は「概算要求で予算をしっかり確保していくことが重要です」と応じました。

 内閣府・内閣官房との交渉では、はたやま氏がアイヌ政策について、国による同化政策などへの謝罪を「国として公式に謝罪してこそ、国の差別禁止の取り組みに説得力が出ます」と求め、道まかせにせず国としてアイヌ施策推進法の実効ある改定などを進めるよう訴えました。

 国交省との交渉では、北海道新幹線の札幌延伸工事の抜本的見直しや在来線の維持を求めました。


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