しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年10月17日(火)

首相退陣に追い込む

内閣支持率最低に小池氏

 日本共産党の小池晃書記局長は16日、国会内で記者会見し、報道各社の世論調査で岸田内閣の支持率が政権発足後最低となっていることについて問われ、「国民から信頼に足らない首相であるということがはっきり示されている。この結果を受けて、岸田首相を退陣に追い込みたい」と述べました。

 小池氏は、支持率下落の最大の原因は経済対策への不満と失望だと指摘し、「経済対策に『期待できない』という回答は軒並み6割を超えている」と強調しました。その上で、「政策の中身そのものに加えて、岸田首相が『1億円の壁を突破する』『新しい資本主義の実現』などを掲げながらも、次々と看板倒れに終わっていることに不信が広がっている」と指摘。岸田文雄首相が「コストカット型の経済から30年ぶりに歴史的転換を図る」と発言したにもかかわらず、雇用の規制緩和などの労働法制の改悪や、法人税減税と消費税増税、社会保障の給付削減などの「コストカット」を行ってきたことへの反省が全くないと厳しく批判しました。

 小池氏は、「朝日」の調査では、岸田首相について「政策を進めようという情熱を感じない」59%、「政策をわかりやすく説明する力がない」69%、「岸田首相を信頼できない」62%との結果になっていると指摘し、「岸田首相に対する国民の信頼は地に落ちている」と批判しました。


pageup