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2023年10月15日(日)

「今こそ踏ん張る時」

デニー知事応援集会

沖縄県庁前

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設は認められないとして、国と新たな訴訟をたたかう決断をした玉城デニー知事を応援しようと13日夕、県庁前で集会が開かれました。緊急呼びかけにも約300人(主催者発表)が参加。駆けつけたデニー知事の妻の智恵子さんは「みなさんの支えで一歩一歩、前に進んでいます」と訴えました。

 集会は、有機フッ素化合物(PFAS)問題に取り組む「宜野湾ちゅら水会」と、教科書に沖縄戦集団自決(強制集団死)の軍命記述復活を求める「9・29県民大会決議を実現させる会」が呼びかけました。

 リレートークでは、米軍機の落下物事故が相次いだ普天間基地(宜野湾市)周辺で、子どもたちの命を守るため活動する「#コドソラ」代表の与那城千恵美さん(50)が発言。「普天間基地がなくなればと本当に思うけれど、その負担を名護市民に移すのは、普天間の危険を知る私だからこそできない。県民が今こそ踏ん張る時です」と語りました。

 デニー知事への応援メッセージを添えるボードも用意され、100人以上が手書きで思いを込めていました。

 子ども2人を連れた宜野湾市の40代女性は、新基地建設のために巨額の税金が投じられるとして、「全国の人たち、メディアにも人ごとにせず受け止めてほしい」と話しました。


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