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2023年10月11日(水)

STOP再稼働 北海道集会開く

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(写真)デモパレードでアピールする人たち=9日、札幌市

 「STOP再稼働!さよなら原発北海道集会」が9日、札幌市大通公園で開かれ、「げんぱついらない」「放射能汚染水の海洋放出反対」と手書きのボードを携えて道内各地から市民が集いました。

 呼びかけ人の北海道大学名誉教授の小野有五、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道、「子どもたちに核のゴミのない寿都(すっつ)を!町民の会」槌谷和幸、「原子力資料情報室」高野聡5氏がスピーチしました。

 槌谷氏は、先日寿都町の町議選で、政党から唯一立候補した日本共産党の幸坂順子氏について「私たちの運動を支えてきた候補を議会に送り出せなかったことが悔やんでも悔やみきれない」と報告。2600人ほどの小さな町で起きていることに関心を向け、道民の問題として広がるようにと呼びかけました。

 高野氏は、寿都町で文献調査強行に、より平穏に暮らせる生活権が侵害されたことが問題の本質であるとし、北海道庁は概要調査に進まない決断をすべきだと強調。地域の分断が起き、住民がどのような傷を負ったのか、関係修復や権利、人間の尊厳の回復や責任の追及を求める必要があると訴え、「これからも核のない世界、これ以上核のごみをださない文明をつくりだすために活動していきます」と表明しました。

 「原子力発電にさようならを」のプラカードや横断幕を掲げ、子どもたちが「再稼働反対」とコールするデモパレードに、日本共産党の、はたやま和也衆院比例予定候補が一緒に行進しアピールしました。


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