2023年10月11日(水)
党派超え9条守り抜こう
東京・新宿 憲法共同センターが宣伝
![]() (写真)大軍拡に反対し憲法を生かした政治の実現を求めて宣伝する人たち=10日、東京・新宿駅西口 |
全労連や全日本民主医療機関連合会などでつくる憲法共同センターは10日、東京・新宿駅西口で、岸田政権による大軍拡をストップし憲法に基づいた政治の実現を求める宣伝を行い、大軍拡・大増税NO!署名を呼びかけました。市民のスピーチに行き交う人が足を止め、署名する人が相次ぎました。
日本共産党の宮本岳志衆院議員は、パレスチナとイスラエルの紛争に触れ「国連憲章に基づく外交的解決が世界の本流だ。党派を超えて憲法9条を守り抜こう」と話しました。
日本民主青年同盟の青山昂平中央常任委員は、敵基地攻撃能力の保有により日本が先制攻撃をする可能性が生まれ、東アジアに緊張を生んでいると指摘。「自衛隊が、日本防衛とは関係ない米軍の戦争に参加することになる。政権の暴走を止めて日本国憲法が守り生かされる社会にしよう」と訴えました。
平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)の小田川義和代表世話人は、岸田政権は敵基地攻撃能力の保有と憲法との整合性を説明していないと強調。「平和主義こそ自国を守る道だと決めたのが日本国憲法だ。憲法をないがしろにする政治では私たちの希望は開かれない」と語りました。
仕事で東京に来た愛知県尾張旭市の女性(47)は「暴走する岸田政権を前に無力感を感じてしまう人もいると思うが、黙っているうちにより悪い方向に流されてしまう。少しでも抗議の意思を示したい」と語り、署名しました。









