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2023年10月6日(金)

参院徳島・高知補選が告示

広田候補が訴え

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(写真)第一声を上げる広田氏=5日、徳島市

 秘書に暴行した自民党議員の辞職に伴う参院徳島・高知選挙区の補欠選挙が5日告示(22日投票)され、幅広い県民とすべての野党が支援する前衆院議員の広田一氏(55)=無所属、日本共産党支援=が徳島市内で第一声を上げました。広田氏は「自民一強独占に風穴を開け、もう一度、政治に緊張感をつくっていく。もっと多様な声を国政に届けたい」と訴えました。

 自民党の高知県議で県連幹事長だった西内健氏(56)=公明党推薦=との与野党対決の一騎打ちです。先の内閣改造後、初の国政選挙で、10日告示の衆院長崎4区補選とともに岸田政権に対する審判の機会となります。秋の衆院解散も取り沙汰される中、岸田文雄首相の戦略、政局にも影響を与えそうです。

 広田氏は岸田政権について「あまりにも緩み、おごり、やりたい放題だ」と述べ、自民党女性局の「フランス旅行」や自民党衆院議員の汚職事件を列挙。5年間で43兆円の軍事費も「やり過ぎだ」と批判しました。

 その上で「自民一強を崩すことができれば、日本の政治全体にも大きな影響を与えることができる」と強調。「今回、立場の違い、党派を乗り越え、多くのみなさんに応援いただいている。力を合わせれば必ず勝ち抜ける」と呼びかけました。

 広田氏は朝、JR徳島駅前の出発式で演説後、昼には高知市役所前で高知県側での第一声を上げました。

 広田氏と、野党共闘を求めるオール徳島と高知憲法アクション、両県の共産、立憲民主、社民、新社会の野党は9月の対話集会で7項目の政策を確認し、力を合わせています。


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