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2023年10月2日(月)

原子力空母ノー横須賀集会

神奈川 軍事費削り暮らし守れ

山添議員が報告

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(写真)横須賀基地に向けてデモ行進する人たち。前列左から2人目は、はたの衆院比例予定候補、その右は山添参院議員=1日、神奈川県横須賀市

 神奈川県横須賀市で1日、「原子力空母いらない!横須賀集会」が開かれました。今年は米海軍横須賀基地に空母が初めて配備されてから50年、原子力空母が配備されて15年。来年には、2008年から15年まで配備されていた原子力空母ジョージ・ワシントンが装備を強化した最新鋭艦として再配備されることになっています。

 主催者を代表して全労連の秋山正臣副議長があいさつ。沖縄統一連の瀬長和男事務局長が音声メッセージを寄せ、住民投票を成功させる会共同代表の呉東正彦弁護士ら平和問題で活動する市民らがスピーチしました。

 日本共産党の山添拓参院議員が情勢報告。「9月29日に原子力空母が出港するまでに7回も延期したが、外務省は理由をまともに説明しない。辺野古新基地建設は地方自治を踏みにじって押し付けている。PFAS汚染を正すこともできない。根底に日米安保条約の問題がある」と指摘。「戦争準備、軍備拡張をさせず、対話の枠組みをつくる外交こそが求められている。『戦争するな』の声をこの横須賀で広げ、憲法を生かした政治に変えていこう」と呼びかけました。

 「軍事費を削って、生活や教育、福祉、防災にまわせという声をますます大きくしよう」と呼びかけるアピールが採択されました。

 共産党から、はたの君枝衆院南関東比例予定候補、県議団、市議団らが参加しました。

 横浜市の病院の看護師4人で参加した女性は「軍事費が増やされ、いつのまにか戦争になってしまうのではないかと怖い。日本も世界も平和であってほしい」と話しました。

 集会後、参加者は「原子力空母は危険がいっぱい」「誰の子どもも殺させない」などコールしながら市内をパレードしました。


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