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2023年9月30日(土)

基地をなくして沖縄の未来開く

沖縄・浦添の党支部 小池書記局長迎え語る会

 沖縄県の日本共産党浦添西支部は29日、党国会議員団の調査で沖縄入りした小池晃書記局長を浦添市に迎え、党を語る懇談会を開きました。飛び入りで参加した党外の人を含む14人が集まりました。


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(写真)参加者の質問に答える小池晃書記局長=29日、沖縄県浦添市

 入党の動機など多くの質問が寄せられ、小池氏は一つひとつ丁寧に回答。党県委員会の前身である沖縄人民党の時代から、日米安保条約の廃棄や基地の“たらい回し”反対を掲げ、基地をなくしてこそ沖縄の未来が開けると訴え続けてきた党を大きく伸ばしてほしいと呼びかけました。

 男性(69)は、名護市辺野古の新基地建設阻止を掲げる県が国と争った裁判で、最高裁が県の訴えを退ける不当判決を言い渡したことを指摘。「勝つ方法はないのでしょうか」と質問しました。

 小池氏は、防衛省沖縄防衛局が同じ国の機関の国土交通相に行政不服審査を請求し、玉城デニー知事の設計変更不承認処分を取り消させたことについて、「まるで『やらせ』ではないか。何が法治国家か」と強調。その無法を追認した最高裁を厳しく批判しました。

 その上で小池氏は「勝つ方法は諦めないことだと言いたい。こんな卑劣な手段でしか強行できない状況に、『オール沖縄』のたたかいと民意が国を追い詰めている。ここに自信をもって頑張りましょう」と語りました。

 石垣島出身の女性(84)は、沖縄戦で日本軍がマラリア有病地帯に住民を強制避難させたため、母がマラリアに感染し、生後すぐの妹が母乳を与えられずに餓死してしまったことを紹介。「戦争は絶対にしてはいけない。戦争反対を貫いてきた共産党を広げるためできることをやっていきたい」と話しました。

 日本共産党のニシメ純恵県議、仲村直子市議も参加しました。


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