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2023年9月29日(金)

学校給食無償化 全国の実態調査

「ありました『赤旗』に」

森本毅郎氏のラジオ番組

 「最近の実態をどこか把握してないかといろいろ調べてみたんです。そうしたら、ありました! 『しんぶん赤旗』!」。26日朝、ラジオで「赤旗」が紹介されました。

 月曜から金曜まで放送の「森本毅郎・スタンバイ」。この日は「学校給食の無償化と格差」がテーマでした。文部科学省はようやく、学校給食の実態調査を始めました。無償化について同省の最新データは2017年度。「実施状況を調べてほしい」と保護者らが要望しても、なかなか動こうとはしませんでした。

 そんな中で運動の後押しに、と「赤旗」がチームで調査したものでした(8月18日付)。「今年度無償、あるいは今年度無償実施予定の自治体が491。ものすごい広がっている」とコメンテーターの酒井鋼一郎さん。文科省の動きに「お、全国一律無償かな」と思ったと言いますが「というより、まず実態が把握できていないという問題があるんですね」とチクリ。

 つい先日、福岡県太宰府市と行橋市も加わって493自治体になりました。来年度実施も相次ぎ、無償化の流れは止まりません。

 なぜ「赤旗」はこうした調査ができるのでしょうか。それは全国に党組織があるからです。都道府県委員会や県議をはじめ、市民の命と暮らしを守るため日々奔走する人たちが、多忙な活動の真っただ中に情報を寄せてくれました。そしてその周りに、無償化を求める粘り強い運動があるからです。

 どこで暮らしていても、子どもの豊かな育ちが保障される国へ。そう願うおとなたちの輪をさらに大きくするときです。(堤由紀子)


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