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2023年9月27日(水)

家父長制 ゆがみただそう

総がかりウィメンズ行動

「1票」で政治変える

東京

写真

(写真)ジェンダー平等の政治の実現を求めて声をあげる人たち=25日、東京・有楽町駅前

 総がかり行動実行委員会は25日夜、東京・有楽町駅前で、ジェンダー平等の政治や岸田政権の退陣を求めて「ウィメンズアクション」を行い、25人が参加しました。「性別役割の固定化が甚だしい自民党に私たちの未来は任せられない」と訴える市民のスピーチに、道行く人が足を止めて聞き入りました。

 元豊島区議の山口菊子さんは、新型コロナウイルスのPCR検査が有料になったことに触れ、政治家は私たちの安心できる暮らしを保障してほしいと強調。「世襲で選ばれる自民党の議員では私たちの声は届かない。市民と共闘できる政治家を選ぼう」と訴えました。

 新日本婦人の会の平野恵美子副会長は、世界が核兵器と気候危機という二大課題に直面しているとき、軍事費にお金を使っている場合ではないと指摘。「政治を変えるのは私たちの1票の力です。共闘を後押ししていこう」と語りました。

 日本婦人団体連合会の柴田真佐子会長は、岸田首相が内閣改造で起用した女性閣僚をめぐって「女性ならでは」と発言したことに触れ、「『女だから』『男だから』という発想がそもそもおかしい。首相はジェンダー平等を理解していない」と批判。「市民と野党の共闘で国民のための政治を実現していこう」と話しました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員があいさつ。塩川氏は「自民党体制に染み付いた家父長制による政治のゆがみをただしていこう」と訴えました。


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